迷惑なお客様がスカッとするほど辱しめられた話

居酒屋の個室 スカッと

学生時代、深夜2時まで営業している恵比寿駅前の居酒屋でアルバイトをしていました。

ある時、男女2人のお客様が10時頃に来店されました。

ピークを過ぎてかなり席も空いていたので、2人用の個室に案内しました。

2軒目として来店されたようで、2人とも酔っ払っている印象を受けました。

食事は1品か2品しかオーダーされず、ファーストドリンクのオーダーを頂戴してからは何の呼び出しもなかったので、空いたお皿を下げたり、飲み物のお代わりを伺ったりしに個室へ向かいました。

すると、信じられないことに、個室のドアのわずかな隙間から、このお客様が個室の中で濃厚なキスをしているのが見えました。

2人はイチャイチャしながらお互いの体を触りあっていました。

キスだけならともかく、それ以上のことを居酒屋の個室でするのは非常識だと思いました。

そこで、わたしはわざとゆっくりとノックをして『失礼いたします。』とお声がけしながら個室のドアを開けました。

ノックをきいた2人ははっとしたようにイチャイチャするのをやめました。

私は空いたお皿を下げ、追加の飲み物をお伺いすると、『もう来なくて大丈夫です。』と言われました。

私が個室の扉を閉めるなり、また2人はキスをしてお互いの服の中に手をいれてイチャついているのが隙間から見えて私は困ってしまいました。

やめていただけないならどうしたものかと考えていると、他のお客様が自分のいた部屋と間違えてイチャついている2人の個室をいきなりガラっと開けてしまいました。

カップルの服はハダけていて、それを見たお客様は『はあ!?』と思わず大きな声をあげてしまったため多くのお客様が目を向けました。

その後、イチャイチャしていたことを他の多くのお客様に知られたカップルは気まずそうな顔ですばやくお会計を済ませてそそくさと去っていきました。

非常識な行動が戒められたので、かなりスカッとしました。

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