レジで接客中に起きたスカッとする話

店長のファインプレイスカッと

私は小売業で働かせていただいているのですが、どのお客様も気軽に入れるお店のためさまざまな個性豊かなお客様方が来店されます。

私の仕事は接客業の窓口といわれているレジ業務とは違うのでそこまで頻繁にお客様と接する機会が多いわけではないのですが、たまに混雑していて忙しい日にはレジの二人制でお客様が購入する品物を買い物カゴから取り出してバーコードをスキャンし、清算済みのカゴに移し替えるという作業を行う場合もありました。

そんなある日のことです。

その日は月の中でも1番忙しい日といわれている日だったため、助っ人としてレジの二人制に入りました。

笑顔でお客様の接客は出来ていたのですが、ある中年男性のお客様のレジ対応をした時のことでした。

聞くことはお店の決まりのようにもなっていたため、レジでバーコードをスキャンしながら
「お箸はおつけしますか?」と聞いたその時です。
「カゴの中に弁当が入ってるんだから箸がないと食べれないだろうが!!」と大声で怒鳴られてしまいました。

たまにあることなので丁寧に
「申し訳ございません」と謝った上でレジのスキャンを続けようとしたのですが、
「最近の若いヤツはこれだからだめなんだ!!お前みたいなヤツが接客してるからストレスが溜まる!!」などとそのお客様の怒りが収まらなかったため、急遽
「店長を呼んできます」とお客様に伝えたところ
「店長でも警察でもきてみやがれ!俺が正しい!」と気持ちはまっすぐです。

その発言とともに店長が来てお客様に一言
「私が店長です、警察ももう呼んであります」と言いました。

そのお客様はまさか本当に警察を呼んだとは思わなかったらしく、焦って帰って行きました。

その姿を見て、私は少しスカッとしました。

店長が警察を呼んだと言いましたが、お客様を冷静にさせるために発言しただけであって実際には呼んでいません。

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