喧嘩腰の客がまさかの一言で撃沈スカッと

熱くなるスカッと

金融機関の窓口で働いていた時のことです。

金融機関には、本当によく変なお客様が来ます。

窓口が女性であるのをいいことに、混雑した店内でながながと政治の話を喋りつづけたり、言葉遣いがなってないといちゃもんをつけたり様々です。

今回の喧嘩腰の客もその一人でした。

私も昨年そのお客様に当たったことがあり、そのときは先輩に助けられ難なく対応できたのですが、今年は新人の女の子が被害にあっていました。

金融機関の払込の用紙は、記入間違いがあるといけないので、字が書けないなどよほどの理由がないかぎり、お客様に書いてもらうのがルールです。

そのお客様は、
「なんで俺が払込書の金額を書かなきゃならないんだ!」と新人を怒鳴り付けていました。

毎年のことなのですが、新人は新人で丁寧にルールを説明しようとし
「だから俺が書かなきゃいけない理由きいてんだよ!」と怒鳴り遮られていました。

私たちもこちらで金額訂正しようと助け船を出そうとしましたが、結局
「上のやつ出せ!」と言い出し、支店長が金額訂正はお客様にやってもらう旨を丁寧に説明したものの、ここの店舗は社員教育がなってないだの、金額はもともと印字されていて俺が間違って書いたわけではないのだから大人しく訂正するのはおかしいとか、ネチネチ言っていました。

すると、
「本社に連絡して俺が金額訂正しなきゃいけない理由を説明させろ!」とヒートアップ。

仕方なく本社に電話をしたところ、お客様はその電話を取り上げ、
「俺が金額訂正するのはおかしいよな?」と再度怒鳴っていました。

しかし、次の瞬間スカッとする出来事がありました。

なんだか急に大人しくなったお客様の様子に気付き、電話から漏れる声に聞き耳を立てていると、本社の方が
「お客様が訂正するのはおかしいですね。払込先に連絡して、正しい金額の用紙を再発行していただくのがいいかと。または、再発行が面倒であれば、任意の金額に記載を修正したものでも、窓口では受付ております」と説明されていました。

まったくの正論に私たちは失笑してしまいました。

結局お客様は渋々金額を直そうとしていましたが、私たちがすかさず、ご迷惑をおかけしたので、と金額を書き直してあげ処理しました。

お客様は大人しく帰っていきました。

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