私は大学生の頃、近くのコンビニでバイトをしていました。
バイト経験がほとんどなかった私はあまり仕事が早いほうではなく、いつも先輩に怒られてばかりいました。
先輩のアドバイスとしては、
「質より速さをモットーに」が第一だったので私のような仕事をするような人はもってのほかだったんだと思います。
しかし私はどうしてもお客さんに適当な対応や質の悪いサービスを提供するのが嫌だったので時間はかかっても丁寧なサービスを心がけていました。
そんな私がやはり気に食わなかったのか、私はいつも先輩の目の敵にされていました。
嫌がらせをされることもあり、わざと大きな声で注意をして恥ずかしい思いをさせられたり、先輩のミスもまるで私のミスかのように周りの人に言われたりなど嫌な思いを沢山させられました。
あまりにもそんな嫌がらせが続くので、私もバイトに行くのが嫌になり辞めてしまおうかなと思うようになりました。
そんなある日、お店の意向でお客様箱を取り付けていたのですがそのお客様からの意見カードを見てスカッとしました。
意見カードには、お客様からのメッセージが沢山かかれていたのですがその中のひとつに、私に対するメッセージが書かれていました。
その内容は、
「いつも丁寧な対応をしてくれてありがとう!」というものでした、一方で先輩に対してはクレームのようなメッセージが書かれていました。
この内容を見て、いつも嫌がらせをしていた先輩があまり私に対して何も言わなくなりとてもスカッとしました。
お客様に対して丁寧な対応をしていれば、真心は伝わるんだなと思いました。
また、適当な対応はお客様にとっても伝わってしまうので気をつけようと思いました。
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