夜勤明けでちょっと縁の遠い親戚の葬式に出席した。
90才オーバーの大往生の人の葬式。
俺が誰なのか知ってる人が葬式会場に誰もいないかもしれないってくらいくらいの遠い関係。
親とセットで行けば「あぁ、あの人の息子さんか」で納得してもらえそうな感じの関係。
んで、夜勤明けで眠いもんだから焼香の時に線香じゃなくて火種の方を思いっきり摘まんでしまった。
…・!!!!声を出さなかった俺は偉かったがドリフのコントのような自分の馬鹿さが可笑しくて焼香を済ませた後は笑いを堪えつつ笑顔を隠すために唇を噛み締めて殊更に顔をしかめて俯いて戻った。
笑いを無理矢理押さえ込んだから肩が多少ビクビクしてたように思う。
席に戻ったら指先が火傷でヒリヒリしてたのでその痛みに気持ちをフォーカスすることで笑いの衝動は落ち着いたけどお経が長い。
夜勤明けもあって超眠い。
欠伸が出そうになって慌てて鼻から口を手で覆って欠伸を噛み殺した。
涙で目がうるうるしてきた。
こっそり右手で涙を拭って誰にも見られなかったか様子を見ようとしたら喪主のおばさんと目があってしまった。
アチャーっと思ったが後の祭り。
目があったのを気付かなかったふりしてやり過ごす。
そのあと棺桶にみんなで花を入れて車に積んで近い親戚の方は焼き場にいくらしいが俺はよかっぺと思って帰ろうとしたら喪主のおばさんに引き留められた。
怒られるかと思ったら俺の一連の行動を全部悲しみを堪えてのものだと誤解してくれていたらしい。
丁寧にお礼を言われてしまって物凄くバツが悪くなってしまった。
途中で帰るのが申し訳ない気がしたので実はまだ仕事の途中でこれから着替えてまた仕事に戻らなければならないので申し訳ありませんがここで失礼しますと嘘をついて逃げ出してきた。
思い入れや誠意が無い分、香典の金額は(俺にしては)奮発したんで赦してください。
おばさん、すいませんでした。
ネットの反応
なぜだろう目が滑って読む気にならない誰か3行で
>>515
ほぼ他人の葬式でミスったのを隠そうと涙と笑いを堪えたら
未亡人に夫の死を悲しんでくれているといたく感激されて迫られて
後日その未亡人と結婚した、めでたしめでたし
なんかちげぇwww
>>515
1~6行目:自分がどれだけ遠縁なのか無駄に何度も説明
7~24行目:葬式あるあるをやった話(焼香の時火がついてる方触る+お経で眠いが誤魔化す)
25~39行目:喪主のおばさんから感激されてバツが悪かった
>>516
そんな面白いこと書いてあんの!?と真剣に読んだ時間返してちょw
>>518
近い親戚の話なら叩かれるだろ。
大学時代の知人(not友人)から、卒業後初めて暑中見舞いが来たんだが、何故か鉛筆書き&昔懐かしのりピー語満載だった。
冒頭の
「やっピー!」を読んだ瞬間ものすごい脱力感に襲われた。
互いにもうアラフォーなんだけどね…。
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