しがないスーパー従業員の遭遇したスカッとする衝撃体験

しがないスーパー従業員の遭遇した衝撃体験。

業務を終えてバックルームに戻る途中、先の方から何か大きな物が落ちたような金属音が鳴り響いた。

また惣菜パートがトレーを落としたのかと思いながら様子を見に行くと、突然視界がゼロになった。

何か煙のようなものがモクモク辺りに立ち込めて、殆ど何も見えない。

しかもやたら目が痛い。

鼻も痛い。

ゴッホゴホ咳き込んでいると、自分と同じように咳き込む誰かがいることに気づいた。

バイト仲間の女の子だった。

そのまま二人して咳を止められずにいると、やっと排煙装置が作動して空気がキレイになってきた。

後から知ったが、煙の正体は誤作動した消火器だった。

消火器っててっきり白い泡が出てくるもんだと思っていたが、実際出るのは粉なのな。

消火器の中身がピンクの粉だと知ったのが衝撃的だった。

なお、側から見ていた別のバイトが
「なんか空気ピンクだし二人見つめあってるしちょっとエロかった」と抜かしたので首絞めといた。