友達の旦那さんAさんと、A家の近所の旦那さんBさんの話
友達(を通してAさん)に許可取って書き込み
AさんBさんともに40代の会社員で、勤務先は違うが最寄駅は同じだから二人とも毎朝同じ時間に家を出て、同じ電車に乗っているうちに仲良くなった
ある日、朝から強い雨で、早めに家を出たけれど駅に着くのが遅くなった
いつもの電車は逃してしまい、次の電車ももう到着する
AさんもBさんもあわてて駅の階段を駆け上がったが雨で階段が濡れていて、Bさんが足を滑らせて転んだAさんが助け起こすと、Bさんは足をひねったらしく動けない
Aさん携帯を取り出して
「しっかり!救急車を呼びますから!」
Bさん
「いやいい、それよりこの電車に乗らないと遅刻だ!Aさんは行ってくれ!」
A
「しかしBさんを置いていくわけには!」
B
「僕はいいんだ!君が会社に遅刻するのは忍びない!どうか構わず行ってくれ!」
A
「で、でもっ……」
B
「いいんだ!君だけは遅れてくれるな!僕に構わず行け!」
電車が到着
A
「すまない!君の犠牲は無駄にしないから!」
B
「頼んだぞ!きっと勝ってくれよ!」
A
「任せろ!」
B
「頼んだぞぉぉぉぉ~~………」(声がフェイドアウト)
A(振り返らず走りながら涙をこらえる)もはや何のコントだよという展開だが、ともあれAさんは電車に乗って始業に間に合った
Bさんも駅員に助け起こされて、落ち着いてみたら片足を引きずりながらでも歩けるので駅前の医院に寄って、足首の軽い捻挫だったので昼前には会社に行けたそうだ
友達(A奥さん)はこの話を聞いて
「AもBさんも戦闘アニメとかの見過ぎ」と言っていたが私は昔、爺ちゃんに教わった『戦友』という歌を思い出した
ネットの反応
<軍律が厳しくても誰が見捨ていけるだろうか
しっかりせよと抱き起こし…
正しい書き方は忘れてしまったけれど、こういう意味の歌詞ですね。
<その光景が目に浮かぶわw
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