大した話じゃないけど、お茶うけ程度に。
自分の姑や小舅小姑に散々いびられたらというトメ
私が結婚した時には、今度は自分の番とばかりにネチネチと嫁イビリをしてきた。
幸い長距離の別居なので、何とかスルーすること二十余年。
ウトの死後、トメは
「こんな所で一人で暮らせない」と泣いて騒いで死ぬ死ぬ詐欺までやらかした。
いろいろあって我が家が引き取り同居。
まぁこんなトメを世話したくないし、夫もウンザリしていたので、結局サービス付きの高齢者住宅に入れたがなにかというと私たちに
「家族家族」と仲良しごっこを仕掛けてくる。ウザい。
ところで夫はもう故郷に戻らないつもりで、我が家はこちらに墓地も買ってしまっている。
たまたま近くにできた公園墓地で、四季折々の花が咲いてとても綺麗な所。
それを知ったトメ、なぜかホクホクしてる。そして
「あたし、元々○家(義実家)の墓になんか、入りたくなかったんだから!」と何度も言ってくる。
どうもトメ、当然のように我が家の墓に入るつもりらしい。
なので先日、トメがまたしても
「私は○家の墓には入らないんだから~」と言い出した時にきちんと
「何言ってるんですか。ウトさんの骨が入ってるんだから、トメさんも当然入るに決まってるじゃないですか。夫さんはそう言ってましたよ」と釘を刺した。
予想以上にショックを受けて
「え…だって、こっちにお墓があるじゃない…」と縋るように言うトメ。
「あれは私たち夫婦の墓地ですよ。トメさんが義実家墓以外の所に入りたいと言うなら、自分で用意してください。だいたい、散々○家が偉い、○家が優先、嫁は自分を犠牲にして○家に尽くせと言ってたのは自分でしょ。死んでも○家の墓の中で、嫁として尽してください」と言ったら俯いていた。
それでもなお、
「でも…私はあの舅姑さんと一緒の墓には入りたくない…」とグズグズ言うのでバン!と机を叩いて、驚いて顔をあげたトメの目を真っ直ぐ見ながら
「そうですか。私も同じ気持ちなんですよ」と言ったら、ようやく私の気持ちが分ったようで、青ざめていた。(どうもそれまで、嫁から恨まれてるとは思っていなかったようだ。そんな思考回路も不思議)
大したことないけど、自分としてはスカッとした出来事だった。
ただ、それまで死後の世界なんかロクに信じていなかったトメがあの一件のあと、
「死後、墓の中で永遠に嫁いびりをされる」という想像に苦しめられているようで、若干気の毒ではある。
自分がされて嫌だったことを他人にしてきた愚かさを反省したらこちらもそれなりに考えるのになぁ。
ネットの反応
凄い迫力あるわ。
超GJ!
うちのトメもそうなんだけど
嫁に嫌われるはずない、恨まれるはずないっていうかその可能性すら脳裏によぎらない
あの思考パターンって何なんだろう
自分は正しいって思ってるからじゃない?
超GJ!
スカッとしたー!
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