ネチネチ客をギャル男が一喝でスカッと!

スカッと

わたしが高校生のときにコンビニでアルバイトしていたときに起こった出来事です。

そのコンビニは駅前にあり、毎日様々なお客様が来店するお店でした。

そこでその当時一緒に働いていた見た目はガングロの長髪の超ギャル男、中身は勉強が楽しいと進学校に通う優等生の先輩がいました。

そのギャップから親近感が湧き、楽しいバイト先で良かったと思っていました。

とあるメガネの中年男性がよく来店するようになりました。

その男性はいつも独り言を言い、聞こえるか聞こえないかぐらいの声量でグチグチ文句を言ってくる男性でした。

私はその男性が来ると正直少し憂鬱でした。

その男性がある日、缶コーヒーを購入しようとレジに向かってきました。

私はその時、レジ担当だったのでバーコードを打ち、袋にコーヒーを入れようとしたときに男性がボソッと
「袋いらないから。」と言ってきたので、テープを貼ろうと思いました。

すると男性が
「テープもいらないから!テープ貼っちゃうと捨てるときに剥がして分別するの大変なんだよ!」と怒ってきました。

その後もなにやらグチグチ止まらず…

私は謝りましたが男性が引き下がらず困ってしまいました。

なかなかお客様から許されずに文句を言われ続けて困っていると、ギャル男の先輩が横から現れ

「お客様、商品をお買い上げのしるしとしてテープを貼らさせていただかないとお客様が万引きしたと思われてしまう可能性があります。それでもよろしいですか?」と男性にバシッと言ってくれました。

ふざけている姿しか見たことがない私は先輩の真面目な正義感溢れる姿に目が点になり、びっくりしてしまいました。

ギャル男の先輩に注意された男性は何か言い返したがっていたように見えましたが、何も言い返すことが出来ずたじろいてしまい、結局その後テープを貼らせてもらうことができました。

後日ご来店されたときも、ギャル男の先輩のおかげで単品の商品を買うときにはテープを貼らせてもらえることができました。

そしてネチネチ文句を言ってくることもなくなりました。

すぐに機転を利かせて対応してくれた先輩を見て、さすが優等生だなぁと関心し、自分も見習ってしっかりしないとと思いました。

この件から、買い物して袋が不要なときは店員さんに必ずテープを貼ってもらえるように気をつけるようにしています。

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