クレーマーを店長が一蹴したスカッとする話

クレーマーと戦うスカッと

私が学生時代の話です。

とある有名飲食チェーン店でバイトをしていました。

社員さんは店長一人で、あとは学生や主婦で店を回していました。

東京の繁華街にあるため店は忙しかったですが、スタッフは気持ちのいい人ばかりでチームワークのよい職場でした。

ある日のこと、40代くらいのおじさんが来店しました。

おじさんはメニューのステーキセットを注文、その際に次のようなことを言い出しました。

俺は野菜が食べられない、だからセットのサラダや鉄板の付け合わせの玉ねぎやニンジンは抜いてくれ、その分の値段は安くしろ。

おじさんの主張はそんな内容でした。

しかし、野菜抜きはできますがその分を安くすることは対応出来ないことになっています。

その事を伝えたところ、おじさんは激怒。
「お客様は神様だぞ、神様の言うことが聞けないのか」と怒鳴りだし収まりません。

スタッフは困り果て、店長に対応してもらうことにしました。

店長がおじさんの所に行って説明しましたが、
「お客様は神様だぞ」の一点張り。

すると店長
「わかりました。しかし、日本は多神教の国なので神様は一人ではありません。私たちには他にも神様がいらっしゃいます。あなたのことを崇めたてる必要はございませんね。」と言い放ちました。

言い方こそ丁寧でしたが、断固とした態度でこれ以上話は聞かない、まだゴネるなら追い出すぞという気迫に溢れていました。

これにはおじさんも圧倒され、すごすごと退散。

スタッフからは自然と店長に拍手が。

照れくさそうにさながらも、他のお客様に対してお騒がせしましたと謝る店長。

マジで半端なかったです。

コメント

  1. 八百万の神々の力が店長に