スカッとする終活を意識し始めた母

生活スカッと

お盆に帰省した際に最近終活を意識し始めた母から
「遺影にはこの写真を、お棺にはこの写真を入れてほしい」と封筒を渡されたので母が寝た後で妹とこっそり封筒を開けて中を覗いた。

ちゃんとした撮影スタジオで撮ったと思しき母の写真はともかく、もう1枚は20代前半くらいの母がイケメン男性と腕を組んでいる写真。

妹と
「えっ、誰これ」
「誰?!」とプチパニック起こしつつも母に聞くのは気がとがめられ(父は鬼籍)、私が封筒を預かって各々帰宅することとなった。

でもやっぱり気になるので…と妹と揃ってまた帰省してイケメン男性のことを問うたら、なんと父だった。

父は写真が嫌いで、私たちが子供の頃も撮る側ばかりで若い頃の写真がない。

結婚式も披露宴も貧乏だからと行わず、若く結婚したけど長女の私が生まれたときにすでに30を過ぎていたから、私の記憶にある父は40を過ぎたくらいの姿で、でも写真のイケメン男性の面影なんてこれぽっちもなかった。
「お父さんと結婚した時、(母方の)従姉妹たちが大騒ぎするくらいかっこよかったのよー」とノロケられた。

でもお母さん、どうやったら岡田准一が西田敏行に変貌するのか私にはわかりません。

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