今思えばよくある話なんだろうけど、当時は若くてわからなかった修羅場

若者は知らない スカッと

今思えばよくある話なんだろうけど、当時は若くてわからなかった修羅場。

元彼とは中学生からの付き合いでした。

同じ部活ということで中1で知り合い、2年で同じクラスになって交際開始。

その部が全国に行けるかどうかレベルで、学校も親も力を入れてくれていたので両家の親公認の交際でした。

元彼は責任感が強く、実年齢より大人びた人でした。

同じ高校へ進学し、卒業後は、同県内の別の大学へ。

彼は一人暮らしで、私は実家から通ってました。

交際は順調でしたが、大学2年の時、意外な事実が判明しました。

元彼、酒乱でした。

飲むと本当に人格が変わるんです。

元彼の学生だけが集まったコンパで、まず暴れたり殴ったりが2~3回あったみたい。

学生だからということでお店が目をつぶってくれたり、先輩がかばったりして通報されなかったんですがある時、店に居合わせただけの全然関係ない人を殴ったとかで通報され、元彼の親御さんが呼ばれる騒ぎになりました。

ちなみに↑までは、私は知らされていませんでした。

私が彼を酒乱だと知ったのは、元彼の家のある御祝いに招待された時です。

最初はビールを注がれて、ご機嫌で飲んでいたんですが、顔が赤くなってきたと思ったらみるみる目がすわって、形相が変わって。

私はたまたま彼の甥っ子の相手をしていてTVの前にいたので、彼とはテーブルを挟んだ距離にいました。

それでも形相が変わっていくのがはっきりわかりました。

元彼のお姉さんが
「もう顔赤いよ。やめときな」と言ったのをきっかけにお姉さんを始め、四、五人が殴られたと思います。

私はワーワー言いながら逃げる中にまぎれて、気が付いたら外にいました。

あとで聞いた話ですが鼻の骨を折られた人もいたとか。

元彼と話し合って、
「もうお酒は飲まない」と言ってくれたんですがその後も結局やめることはありませんでした。
「お酒さえ飲まなきゃいい人だから別れられない」って、他人事だと思っていたんですがいざ自分がなってみたら、まさにそれでした。
「今まで自分が8年見てきた元彼像が、お酒で一瞬で覆されるなんて」と信じられませんでした。

1年間、元彼をかばったりケアしたりしましたが結局両家の話し合いが持たれて、別れることになりました。

2年後、彼は執行猶予中に傷害事件+飲酒運転で逃走して、実刑に。

アラサーになってやっと、別れてよかったんだと思えるようになりました。

でも当時は
「お酒さえ飲まなきゃいいんだから問題ない、問題ない」と自分に言い聞かせてました。

8年見てきた彼の方を信じたかったんですよね。

現実には一瞬でそんなの覆されるんだと今ならわかりますが。

ネットの反応

596 :2017/08/10(木)

○○さえ無ければイイ人ってのは○○があるからダメな人って事だから別れて正解だったね

597 :2017/08/11(金)

酒乱は完治しない病気だからね早いうちにわかってよかった

コメント