私が深夜のコンビニアルバイターをやっていた時の話です。
治安のあまり宜しくない地域で、夜になるとバイクの音が聞こえたり、コンビニの前にたむろする連中を警察に通報したりしていました。
客層もそんなよくなかったのですが、お客さんは少なかったです。
明らかに未成年であろう顔立ちの少年2人が深夜にバイクでコンビニに来店。最初から怪しい動きをしていました。
まずお酒コーナーに滞在する時間が異様に長い。びくびくしながらなかなかレジに来ない。
店内で携帯で大きな声で話す等、反抗期真っ盛りな態度で、他に買い物をしていたお客さんも迷惑そうな顔をしていました。
店員は私含め2人だったのですが、相方さんと
「おい、どっちがレジやるんだよ」
「お前が担当しろよ」みたいなやり取りを
アイコンタクトで会話していました。
相方さんの方が年は上で勤務日数も長かった為、やむを得なく私がレジを担当することに
篭に一杯お酒をいれたおらついた未成年とレジ越しで対面することになります。
レジに篭をおいてそうそうタバコをくれと言ってきました。
取り合えず相手の出方をうかがおうと、何番ですか?と丁寧に対応しました。
未成年はよくたばこの種類が分かっていないみたいで、どうする?どうする?ともう一人の未成年と相談していました。
結局王道のマルボロのボックスをクレと言ってきた気がします。
年齢確認のボタンをお願いします。と促すと、当然の如くけらけらと笑いながらボタンを押しました。
舐め腐ったこの未成年には絶対売らないと心の中で強く決意しました。(まぁどの道未成年には売らないのですが)
一通り酒をたばこを打ち終わった後
「すみません、年齢の確認できる免許証等をご提示ください」とついに反撃を開始
は?意味わかんねーとごねるクソガキに
「30歳以下に見える方には年齢確認をしてくれを警察から指導を受けています。」と追撃しました。
それでも持ってねえとごねる相手に
「じゃあいくつですか?」と問いかけると
「20歳だ」と言う。
「じゃあ干支を教えてください」と聞くと未成年は、あれ?あれ?と慌てふためいていました。
極めつけは「バイクで来たんだから免許書あるだろ?何?無免か?警察呼ぶぞ?」とゆっくり話すと、じゃあいらねぇよ!と逃げてしまいました。
治安の良い所で働きたいなとおもいました。
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