寒くて目が覚めたので、昔々の寒かった馬鹿なお話でも。
まだ10代半ばで中型の免許を取ったばかりの頃。
バイク乗り友達達と
「ツーリング行こうぜ!泊まりで!北海道行こうぜ!」
「おお!良いな!じゃ、バイト増やして金貯めよう!」という話になった7月中旬。←この時点でかなり馬鹿。
高校生が学校に通いながらバイトした所で月々に貯まる金などたかが知れており、みんなの予定金額が貯まった時には既に12月。
なのにツーリングの目的地は北海道のまま。
大阪在住だった俺達は関東以北の寒さを完全に甘く見ていた。
岩手に差し掛かった段階で
「これ寒すぎない?無理じゃない?」とみんな思い始めるも、口に出したら負け的な雰囲気があって誰も口に出さない。
ガタガタ震えながら何とか東北を乗り越え、青函連絡船に乗船した(それくらい昔の話)
で、北海道に着いたら大雪ですよ、大雪。
もうね、港が既に雪景色な訳。
一同、完全に涙目。
それでも意地になって
「よーし!行くぞー!」って出発したら、港を出た瞬間、友人の1人が雪に足を取られて転倒。
運良く無関係の人や物を巻き込まなかった物の、電柱にエンジンをぶつけてバイクは大破。
お巡りさんに呆れられ(「この時期に何でバイク?」と言われた)、泣きながらフェリーを使って大阪まで帰りました。
半年かけて計画して、バイト頑張ってお金を貯めて、北海道にいたのは警察署にいた時間も合わせて3時間でした。
わざわざ北海道まで何しに行ったんだ、俺達。
ネットの反応
202 :2016/11/08(火)
今笑い話にできてよかった…ということにしておこうなーんにもイベントがないより良かったんじゃないかな
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