出勤途中の地下鉄で修羅場の末に痴漢を捕獲した話

スカッと

すごく長くなってしまいました…すみません。5年以上前の修羅場。フェイク込です。

出勤途中の地下鉄で痴漢を捕獲した話。

ひざ下15センチくらいの丈のワンピース+タイツで乗車した日、痴漢に遭遇した。

乗車してすぐにお尻に違和感を感じた。

カバンが当たってるだけかもしれない、もし間違いだったら恥ずかしい、確信持てたら声を出そう…なんて思ってたら、ただ当たってるだけだった感触が、明らかに揉む動きになった。

声を出そう、と思ったその時、お尻の肉をつかむ動きはほんの一瞬で、布地をわしづかみしては離す、わしづかみしては離す、みたいな動きに変化。

どういうこと?痴漢じゃないの?どうしよう?とパニックになってたら、なんか足元がスースーしだした。

痴漢、片手だけでスカートをたくしあげてた。

これわざとだよね?!冤罪じゃなくて確実に痴漢だよね?!と思い、涙目になりながら、今まさに触ってる手をつかんで上にあげ、同時に
「痴漢です!」と叫んだ。

その時初めて相手の顔を見たんだけど、普通に若くてこぎれいな男性だった。

20代後半ぐらいの、営業とかにいそうな清潔感のある男性。

嘘?ひと間違い?と思ったけど、でも確かにつかんだ手と同じ人だし、視界の端に入ってたストライプのワイシャツを着てた。

その人は一瞬固まって、そのすぐ後に駅についてドアが開いて、
「ふざけんなよ!俺は違うから!」と怒鳴りながら私の手を振り払ってすごい勢いで人を押しのけて走って行った。

私も追いかけようと急いで電車を降りたけど、すでに数メートル離れてて、
「その人痴漢です!」とだけ叫んだ。

人ごみの中で人を突き飛ばしたりしながら全力疾走してる犯人はすごく目立ってたからか、その言葉に反応したゴツイ40代ぐらいの男性が捕まえてくれて、後ろから羽交い絞めみたいにして連れてきてくれた。

捕まえてくれた人は
「この人で合ってる?じゃあ私ももう行きます」と、いつの間にか近くにいた駅員さんに引き渡して去って行った。

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オジさんに羽交い絞めにされたときはすごく暴れてたけど、駅員さんに捕まえられたら全然暴れず、妙に笑顔だったのを覚えてる。

ひとまず駅員室へ行きましょう、と言われて向かうことになった。

私と女性の駅員さんとで歩き、その数歩後ろを犯人と男性駅員さん2名で歩く、みたいな構図。

で、途中すこし重い扉があって、それを私が開けようとしたら、いきなり後ろからその犯人がササッとドアを開けてきた。
「どうぞ~^^」って、デートか何かみたいに。こんな状況なのに。

すごく異様に見えて恐怖で絶句してたら、男性駅員さんが
「ちょっと!」みたいな感じで注意しつつ犯人の両脇について、私から少し距離をとらされてた。

そうやって駅員さんに引っ張られながらも、
「怖かったんだよね~大丈夫、犯人はここにはいないから^^」とか言っててまた恐怖。

あとは、駅員室→別々のパトカー→別々の取調室→調書とって終了、って流れだったんだけど

服の繊維を採取するため?とかで、翌々日ぐらいにワンピースを提出しに行ったきり、警察からはそのまま連絡もなくて、道端や地下鉄でバッタリ会ったらどうしようって怖かった。

すぐに職場近くに引っ越して、地下鉄に乗る機会をなくしたおかげか会うことはなかったけど。

蛇足かもしれないけど、半年後ぐらいに犯人は罪を認めましたので迷惑防止条例違反で逮捕しました、って連絡があった。

ネットの反応

247: 名無しさん@おーぷん

科学的な裏付けに半年もかかるのか

自白に追い込んだだけなのかもね

248: 名無しさん@おーぷん

警察に見つかっていても一年後に逮捕される事もあるし

友人がそうだった

249: 名無しさん@おーぷん

要注意人物としてマークするだけでも十分でしょ

新たな被害者を出さないためにありがたい

お疲れ様でした

250: 名無しさん@おーぷん

おー大変なのに頑張ったね

本当にご苦労さまでした

コメント