仲間を中心にやってるサバゲーチームを実際に活きる活動にしてみた

地元の中学時代の仲間を中心にサバゲーチームやってる

仲間の実家が山を持ってるから、下狩りやらするのを条件に、サバゲーの会場に使わせてもらったりキャンプやったり筍狩ったりするんだ

で、遊びに行った時にそいつのばあちゃんとお茶を飲んでると、最近筍やきのこが取られたりするけれど猪じゃなくて人っぽい、とか勝手にキャンプして行く奴がいてゴミがひどい、と相談を受けた

筍やきのこの取り方は猪は上の旨いとこしか食わないし、地面から出る前に掘り起こして食ったりするから人との違いはすぐわかる

ばあちゃんも年だし、業者に掃除頼めば金も結構かかるんだよ。

仲間内で相談して、格安の値段で土建屋やってる仲間に材料売ってもらって、俺たちで入口にフェンスやゲートつけたり、私有地の看板つけたりしたけどやっぱりひどいもんだった

そうこうしてるとある日の飲み会でノリのいい元GA隊の友人が
「ムカつくし、いっそのことこれうちのチームのイベントにすんべよ」と言い出した

俺たちは全員ノリノリで賛成したw

俺たちはルールを決めた

• ツーマンセル（二人ひと組）のチームで行動する
• 銃は禁止（やはり人に銃を向けるのはタブーだしね）でラバーナイフのみ使用可
• 捕まえた人間は捕虜としてポイント加算

で、私有地に侵入してると蕩蕩と説教し、ゴミが散らかってれば片付けさせ、何かを盗んでれば買い取らせ、住所氏名などを記帳させるなどすれば、ミッション完了、とした

なお、わざわざ法律関係やってる知人まで召喚して、捕虜に配布する資料を作成したりした

その際に知人には、結構危ない橋だぜ？みたいなことを言われたが、
「ばあちゃんを泣かす勝手に私有地に入る犯罪者に容赦はいらない！！」とアホな勘違い正義感がそれを黙殺したw

実際にそれをやり始めるとさすが元GA隊は凄いんだよな

気づかないうちに後ろに回り込んで首筋にラバーナイフを当てる

半年位やったけれど結果は奴のチーム一人勝ちだった

あいつらは夜でも昼でも沸くように一時期やってきた

バーベキューとかしてるDQN相手には容赦なく消化器噴射して、山火事の危険性を熱く説教したり

カーセクしてるカップル相手には夜光のジェイソンマスクで驚かしたり

筍泥棒にはあえてライフルを持って（もちろんモデルガン、弾は入れない）で、猪だと思って打つところだったわ～危ないわ～などとお説教した

で、しばらくやってたらやはり侵入者は減ってきた

やってる間には、やはりK察に脅されただの言う奴も出てきたが、逆にこちらは、
「不法侵入してきた人間に警告しただけ」とか
「向こうは窃盗犯ですよ？その自衛です」とか
「向こうの免許を写してるわけだから、逆にこっちがそういう罪状で訴えるとお伝えください」というと逆にお詫びをしたいと言ってきた

俺たちがこれを辞めたのは、ある日バーベキューしてるアホを強襲した時に、子供がいてビビりすぎておもらししてしまったのを見て

もう結構昔のこととは言え当時既に親になってる奴もいたから、これはあかん、と辞めることにした

で、最後にK察に行って今までの侵入者のリストを渡して、
「彼らを訴えたりはしないけれど、これだけの不法侵入や窃盗をする人間が居るんだ」と説明して巡回を強化してもらうとともに入口に
「この山、原住民が出ます！」と立札をした

それからしばらくはその地元の中学生達に原住民看板とウケが良かったみたいw

ばあちゃんは死んじゃったけど、今はその仲間の親父さんとおふくろさんが隠居して住んでる

サバゲはもうやってないけど今でも筍を取りに行ったり、バーベキューしたりしに行く　おしまい