元彼は2人の時は私をお姫様のように扱い本当に優しくしてくれた。
しかし外では亭主関白を気取り常に上から目線で俺様発言満載。
それでも2人の時は
「俺はお前じゃなきゃだめなんだ」と姫扱いしつつ
「往来や人の目がある時に俺がお前を叱ってもみんな何も言わないのは皆の総意が俺と一緒だからだ」とか
「世間は俺に同調している」とか、斜め上発言しながら外では私を罵倒&2人切りの時は私を必死のもてなし、な付き合いが半年位続いた。
ある日の夜、元彼と外食している時にどうしてもはずせない仕事の電話がかかって来た。
「ちょっと電話してくるね」と店の外に出て電話したのだが結構想定外のトラブルが発生した上に、そのトラブルを応対したのが経験の浅い後輩だったこともあり電話が結構長くなった。
取り敢えず指示をして一区切りついたらもう一度電話を頂戴と言って電話を終えたら怒りMAXの彼氏が店の外まで来ていた。
「こんな時間に仕事の電話なんておかしい」(私の仕事は所謂保守系なので24時間体制になってしまうことは元彼も知っていた)
「本当は仕事の話なんじゃなくて浮気なんじゃないのか」(ちなみに電話相手の後輩は女)と青筋立てながら唾飛ばしつつ捲し立てる余りの剣幕にビビってしまい私は黙ってしまった。
「ほら、みろ。やっぱり図星なんだろ」と元彼が勝ち誇った顔した時、後輩から電話がかかって来たので出ようとしたら彼氏に腕を強く掴まれた。
「いやっ痛いっ」と振りほどこうとするが力が強いし痛いし怖いしで私は半泣きになっていた。
すると酔っぱらった若い男性3人組が元彼を止めに入った。
「お兄さーん。ナンパはもっと上手にやらなくちゃ」
どうやら元彼をしつこいナンパ男と思ったらしい。
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