新店のスーパーで起こる「お局」キャラが巻き起こす騒動

まさにいま現在進行形の因果応報。

某イオン系の食品スーパーで新店がオープンしたため、以前いた店舗から異動した。

以前はパートで荷受け検品をずっとやっていたけど、新店では社員として全部やらされることになった。

パートから入ったのは私だけで他は管理職以外は他店から移ってきたレジやサービスカウンター担当の女性社員。

管理職は男性。

ここまで書いて、勘の良い人は察するかも知れないが。

オープンしてからはものすごく忙しくて、どんどん仕事を裁かないといけなかった。

ババアだからたまに体調を崩したりもしたけど、なんとかかんとか食らいついていった。

他の部門のパートさんたちとも変わらず話していたし、管理職のおっさんたちともうまくやっていた。

慣れてくると皆それぞれの部門で声の大きい人、いわゆる
「お局」キャラが出てきた。

レジのお局さまたちは私がレジ作業が遅いのを
「あいつはできない」なんて言ってたみたい。

まぁ、実際やったことなかった仕事なので遅いのはしょうがない。

そこから
「ババアキモイ」とか
「髪型が変」とかもまあ、ババアだからしょうがないのかな、と思っていた。

その分、仕事を頑張らせてもらおうと思って、他のパートさんから他部門の仕事を手伝わせて、もらって教えてもらったり、毎日管理職たちから怒鳴られても食らいついて仕事のことを聞きまくった。

当然、荷受検品はちょっとおろそかになったけど、まんべんなくいろいろな仕事ができるようになった。

誰か他部門の人が欠勤した時には手伝いにいけるレベルにはなったよ。

レジは相変わらず遅いけどね。

お局さまたちはいわゆる裏方の仕事は自分たちの仕事ではないと思っていてレジが混んだ時にとことん人を呼んで回す、ことが自分の仕事だと思っているみたいだった。

まあ、実際そうだけどね、レジの人はレジって決まってるのが某イオン系なのかも。

混んだ時はどんなに商品が山積みで納品されても
「あのババアは裏で暇してる」と思われているからレジに呼ばれた。

そういう日はもちろん、残業。

そうして一年がなったころ、立て続けにケガで欠勤者が増えた時期があった。

当然、人が回らなくて、裏方の人たちもどんどんレジにいれられた。

裏の荷物は管理職たちでなんとか必死に回そうとしていたけどそれでもできないので、皆こぞって残業して手伝っていた。

子供が小さいとか介護とかある人は遠慮なく申し出てもらって交替で作業してチームワーク?でなんとか終わらせていた。

そんな時にレジのお局たちはこぞって定時帰り。

最初はそれでもよかったが、人が足りない時はパートも
「帰って大丈夫ですか?」と確認してから帰ってくれていた。

それを華麗にスルーして帰ろうとしたお局様達。

見ていて
「うわぁ…」と思ったけど、まあそういう人なんだなと見ないフリとしていた。

そこでお局たちが気を抜いたのか
A「手伝ったほうがいいですかね?」
B「えー、だって人いっぱいいるから大丈夫でしょ!なんとかなるよ、帰ろう帰ろう～」と聞こえるところで話したのが、うっかり管理職に聞こえてしまった。

管理職ブチ切れ。

「なんとかなるかどうかは、オレが決めるんだよ!」と小さく怒鳴った。

まあ、そりゃあそうでしょうね。

その日からお局たちも他部門の仕事を手伝ってもらうことになったんだけど、なんとまあ、できないこと…

他部門のパートさんたちも最初は教えていたけど、
「私の仕事じゃないし」って態度をあからさまに出されたもんだから、今では
「なんだ、今日の手伝いはババアじゃないのか」と言うぐらい。

その状態で今現在、ババアが逆恨みされている状況です。

相変わらず
「私のほうがババアよりレジできるし」
「ババアキモイ」とかそんな感じ。

裏方では皆悪口とかは言わないけど、お局たちが裏に来ると途端に空気が悪くなる。

ババアと自分では言っていますが、こう見えて元々キャバで働いていたから人と話して仲良くなるスキルは多少高かったりする。

あまりにも忙しかったからおしゃべりするヒマもお局たちに構ってるヒマなかったんだけどね。

地元最強ナンバーワンを舐めるなよ!