実家の母が元旦那に向かって言い放つ言葉にとてもスカッとした話

スカッと

仕返しと形容するのは変なんだけど実家の母が元夫に

「勘違いするな!私があんたに良くしてやってたのは娘を大事にして欲しかったからだ!そうでないとわかったらお前なんか何の用もない!!」って泣きながら怒鳴ってくれた時すごくスカっとした。

私の母は田舎の旧家にありがちな、どっしり座っていつも奥にいて、差配はするけど自分で手を下すことはない人。

私を直接育てたのは母ではない人(乳母ともちょっと違う、子育て専門のご老人。苗字で呼んでたから一般にどう言うのかわかりません)で、その人はもう亡くなっている。

で、こういう家だけど別に許嫁とかはいないし、政略結婚なんてのもなかった。

何回かお見合いして、いいなと思った人と付き合って結婚した。

家柄は対等くらいの相手。

結婚した時も母はとてもクールで、着物と冠婚葬祭用の真珠セットを譲ってくれ「あなたの番」と言っただけで、他は特に何もなかった。

結婚相手が仲人ぐるみで色々嘘をついていたと判明した時は、とっくに籍を入れてしまっていたし、ご祝儀ももらっちゃって引きかえせない状況だった。

我慢して結婚生活したけど一年持たずに破綻。

理由は向こうの金銭問題と異性問題。

ぼかすけど元夫の相手は年上の女性ばかりで、結婚生活の間、母が元夫によくしていたこともあって

元夫は私の母を「ちょろい。丸め込める」と認定していたらしい。

でも実際離婚となったら、母は元夫にけんもほろろ。

私は恥ずかしくて元夫にやられたことを父母に直接話せず、弁護士さんを介して両親に伝えてもらっていた。

最終的に両親に全て伝わり、離婚の最後の話し合いの時、クールな母が泣きながら元夫に

「あんたに良くしてやってたのは娘を大事にして欲しかったからだ!勘違いするな、そうでないとわかったらお前に何の用もない!」と怒鳴ってくれた時、涙がぶわわっと出た……

仲人ともども向こうは評判をガタ落ちさせて、今は小さくなって暮らしてる。

田舎だからこそ、旧家は旧家ってだけじゃ威張ってられなくて、評判に左右されるところが大きいから。

私は結婚が怖くなってしまい、その後は仕事に生きてる。

先日「孫の顔は見せてあげられないかも、ごめんなさい」と謝ったら

「まだ見ぬ孫なんてどうでもいい。今目の前にいる娘の方が大事だから、あなたが幸せならいい」と言われて

またぶわわっときた。

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