悪気はないけど孫が欲しい舅⇒ウトがいちいちカチンとくる

悪気はないけどいちいちカチンとくる舅とのお話

うちは小梨犬飼な夫婦なんだが、旦那37私30という年齢もあって舅の
「おめでたまだか？」がうざい

帰省の時も動物大好きな姑や義弟夫婦んとこの甥が喜ぶのもあって愛犬を連れて帰るんだが、ワンコ溺愛なうちら夫婦を見て

舅は
「犬でそんなに可愛がれるんだから子供はもーっと可愛いぞぉー。年齢もあるんだからそろそろ考えたらいいじゃないか」と抜かしてくださる（ちなみに姑は超絶良トメでいらんことは言わない）

それだけなら長男の孫が見たいんだろうなと思うが
「犬なんかよりも人間の子供は可愛いんもんだ。だからそんなちんくしゃなんぞより子供をだな」

プッチンときたので思わず
「そうですねー、人間の子供も可愛いですよね。でもこの子を選んだ時みたいに生まれた子供を何人も見てその中から毛の色や血筋や性別を選べるわけじゃないですから。」

「親バカ自慢ですけどこの子って日本でも300頭いるかいないかの稀少犬種で先祖代々チャンピオン犬の血筋で顔立ちや毛色もいいし、性別も迷いに迷って男の子にしたんですよね。」

「本当ならショーに出せる血筋なのにうちに来たのは生まれつきのデベソがショーでは欠点になるからなんですよ。人間の子だとそうもいかないじゃないですか」

舅絶句。ワンコを可愛がってる旦那姑は苦笑い

火の着いた私はそれでは止まらずに
「それに母が養護学校で働いてたのもあったのでハンディを背負った子供が生まれた親の大変さは聞いてるんですよ。」

「体の弱い私がその立場になったら務まらないですからね。生まれてくる子は犬みたいに選べるわけじゃありませんもん」

ひたすらミカンをムキムキしながらそんなこと言ってしまいました

今考えると初孫（義弟の息子）が前は
「じーじ！」だったのに最近では帰省してくるたびに
「わんわん！」と言うのがさびしかったのもあるんだろうな

でも育児は無理だと自覚してる犬バカな私からしたらスカッでした

ちなみに悪気はなくても無神経な舅に呆れてる姑はうちのワンコに大好物のキャベツをあげながら
「犬ちゃんもうちの孫なんだから。ねぇ、○○ちゃん（私の名前）」とニコニコしながら言ってくれてミカンがすっぱい振りして涙を堪えました

長文スマン