1995年に父親が1月16日神戸、17日に京都、18日に大阪宿泊の予定(京都と大阪は逆だったかもしれない)で出張が入った。
父親が出張に出て行った次の日、中部地方に住んでいた我が家でもグラグラっとする揺れで目を覚ましてNHKを付けると神戸で大地震のニュース。
母親が大慌てでに電話するも、朝早かったため当然誰も出ず、次に上司の人の家に電話すると、母は
「この度はご愁傷さまです…」というようなことを言われたらしい。
どういうことかと聞くと、父親は16日から19日午後にかけて東北にある母親の父の葬儀に出るので休むと言っていたことが判明。
自分たち三人の子供が学校に行ったあと、父親から
「こっちは大丈夫だから」と電話があったものの、
「私の父さんは生きてるけどどういうこと?」と母親が問い詰めると電話が切れた。
当日のうちに帰って来た父親に、母親が事情聴取すると、浮気相手とその予定で下呂温泉に宿泊していたことが判明。
その後離婚に向かって一直線に進んで行った。
事実を知ったのは大学を卒業した時だったので衝撃だったけど、もう二度と誰かが被災したのでは…という体験はしたくないぐらいに家族にしてみれば修羅場だった。
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