中学校で落ちこぼれだった俺にある先生との出会いがあった

その後も何度も再テストさせられて、結局85点になるまで居残りもさせられて、ずーっと数時間先生と向き合わされてた

そんな感じでその先生がいる間、イヤってほど英語の構文に悩まされた

ある日その先生がいなくなって、元の先生が戻ってきた

元の先生に戻って初めての構文テスト、前の先生に散々やらされたせいで、初見でも50点はとれるようになってた

俺にしては凄い成長だったんだけど、元の先生は言いやがったよね、
「たった50点か、お前受験する気あんの？」

その一言で、なんかいろいろプッツンした

うまく言えないんだが、俺が勉強できなくなった理由がわかったというか

俺の兄貴、めちゃくちゃ頭よくて現役京大合格するくらい

それ見て親にいつも
「あんたはこんなにやってもダメなのね」とか
「おにーちゃんは出来るのに」とか言われ続けてた

学校の先生にも
「おまえのにーちゃん凄かったのにな」とか、ずっと兄貴と比べられて、俺が俺なりの努力しても誰も認めてくれなかった

でも若い先生は28点とった俺を、28点「も」とれたと言ってくれたし、頑張ってたらその頑張りは周囲の模範になるものだと言ってくれた

初めて結果じゃなくて過程を褒められたし、俺ができることを俺以上に信じてくれてた

ほんとうまく言えないんだけど、俺は結果だけ見て自分で自信を挫いてた

運動してて怪我したやつならわかると思うけど、怪我が完治してて頭では理解してるのに、心の奥底で怪我のトラウマが抜けなくて全力出せないみたいな

それからはどんな悪い点数とっても
「こんだけとれたんだ、次はもっととれる」と自分に言い聞かせてた

不思議とそれだけで勉強が苦にならなかったし、わかり始めた勉強はすごく面白かった

周りは俺のことを勉強できない馬鹿野郎と思っていたし、担任もその認識だったから、偏差値72の兄貴と同じ高校を第一志望にしたら無謀だと散々言われて諦めろと言われた

いままではそうやっていわれたら諦めていただろうけど、その時の俺は違った

我武者羅に頑張って、受かった

そのまま大学も兄貴と同レベルの大学に進学した

当時あんなに恨んだ先生に、今じゃ感謝がつきない

たった数ヶ月で一人の人生を大きく変えた女の先生の武勇伝でした

よかったね。

京大現役合格するほどならそれより日本の名だたる学校はだいたい合格だね。

学校って、先生しだいで色々だもんね。

この経験を活かして教師目指してるとかだったらすごいわ。

まだ、夢の途中

兄ちゃんがテストで20点レベルが行くところにしか行けてないまで読んだ

>>431
> 中学校が公立

何か書き方まずった？

武勇伝って誰かをこらしめたりやり返したりする系のことだったら勘違いしてた

ごめん

>>428>>430>>433
ありがとう

>>435
出会いもそうだけど

できると信じてくれる
できるまで待っててくれる
できたら認めてくれる

これを実践してくれる存在というのが大きいと身に沁みて解ったよ

社会に出る年齢になって解るけど、これを実践できる人がどれ程少ないか

よく
「なんで出来ないの？なんで？」っていう人いるけど、無意味な質問な上にやる気挫くから、結局マイナスにしかならない悪魔の言葉だと思ってる

それはとてもよくわかる。

俺はてっとりばやいのと合理的なことが大好きだから、その手の無意味な質問がとても大嫌いだ。

職場でもミスがあったとき、
「これだれがやったの？　だれ？だれ？」と犯人捜しでまず時間を取る。

その時間を使ってフォローして全体に情報を共有すればいいだけじゃねえか、って思う場面がある。

犯人さがしが大事なときももちろんあるが。