10年以上前の話
夏休み、母の実家に帰省中のこと。
当時の私は鉄道が好きだった。(オタクレベルではなかった)
姉達とも祖父母とも親戚とも反りが合わなかった。
親戚内で唯一の男子でもあり、買い物で邪魔者扱いされていたのを気の毒に思った母が、近くの鉄道博物館に連れて行ってくれた。
私はそこを気に入っていて、年1回の帰省のメインイベントは鉄道博物館だった。
6回目(6年目)のとき、鉄道博物館でのんびりしていると、
「ボウズ、毎年この時期になると来てくれるよな」と還暦ぐらいの職員に声を掛けられた。
そのまま談笑していると母が電話から戻ってきて、また談笑。
そこで
「どこから来た?」と聞かれ、答えたら職員さんは仰天。
「うちの娘がそこで暮らしているんだ」とのこと。
母びっくり。
そこから詳しく話すと、私の母のパート先の友人が職員さんの娘さんだった。
職員さんはその年で退職されてしまったが、翌年に私はその鉄道博物館から小一時間の場所に転居。
今でもその鉄道博物館はたまに訪れては、のんびりしている。
意外なところで人間関係が繋がる、私にとっての面白い体験。
ネットの反応
314:名無しさん@おーぷん:2017/02/03(金)
ほのぼの
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