ある夏の日、掃除中の教室にゴキブリが一匹でてきた

スカッと

実にささやかな内容ですが高校生の時の話。

ある夏の日、掃除中の教室にゴキブリが一匹でてきた。

女子がキャーキャー甲高い声をあげ、俺も含めた男子はビビり半分面白半分て感じで騒ぐ騒ぐ。

で、箒を持っていた俺がさくっと叩いて殺したんだ。

そしたら女子から無駄に褒められて、男子からは「なんだよつまんねーなー」と理不尽な文句をわいわい言われた。

ただそんな中で、一人だけビビって後ろの方にいた男子(仮A)が変に絡んできた。

「そんくらいで何イキってんのW」「ゴキブリ殺して喜んでるゴキブリ野郎W」「お前今日からゴキちゃんなW」など今にして思えば、女子の好感度を上げ男子と楽しそうにする俺が気に食わなかったんじゃないかと思う。

思春期特有の感情の発露的な。

でも当時、そんなの知ったこっちゃない俺は単純にイラっときて、ゴキブリを潰したその箒でAのケツを思いっきり引っ叩いた。

「キャインッ!」と高い声を上げたAのケツには、綺麗に潰されたゴキブリが張り付いていた。

痛そうにケツを両手で抑えたAは、その潰されたゴキブリに気づいてキャーキャー甲高い声を上げて腰をへたらせた。

その様があまりにも面白かったから、「何今の声WW女かよWW」「ゴキブリにケツ掘られて女の子になっちゃったの?WWW」「ゴキカマ野郎じゃんWWW」とドン引きしている女子を尻目に男子だけで爆笑してしまった。

その大騒ぎに気づいた担任にこってり絞られた。

クラスの女子連中からはAだけでなくその時馬鹿笑いしていた男子全員を一括りで

『ゴキブリ野郎共』と呼ばれるようになった。

ここで話が終わったなら痛み分けであまり良くない思い出だったのだが、

この出来事がきっかけでAも俺もすっかり女子から罵倒される喜びに目覚めてしまい、

心を通じ合わせる親友になれたので人生どう転ぶのか分からないなという顛末でした。

ネットの反応

335:19/06/12(水)

ゴキは友を呼ぶ

336:19/06/12(水)

1匹いたら100匹いる!

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