因果応報といっていいかは分からないけど、振り回した刃は自分に跳ね返ってくるんだなと感じたできごと。
取引先のN社のA女史は、長年一人で経理から事務全般を取り仕切ってきた女性。
産休中も五十日は出勤して締め作業をやっていたという剛の者。
N社にとっては功労者なんだけど、とにかく気性が激しくてクレームが多かった。
こちらはほぼ一人で、見積もりから受注までこなしているのだけど、無理難題を要求していて、なんとか対応しても礼のひとつもなし。
少しでも気に入らないことがあると、すぐにこちらの上司にクレーム。
かなり精神的にもまいって、退職届を書いたり色々あったけど。
他に対応できるひともおらず、だましだまし続けていた。
なんだけど、ある日N社のB子さんが退職してしまった。
理由はA女史のパワハラによるうつ病。
診断書も出ていた。
B子さんはN社の新しい社長が直々に採用して、目をかけていた人材。
A女史にはそんなつもりはなかったんだと思う。
今まで散々苦労して、ようやく自分の時代になったと思ったら、ちょっと厳しくしただけで退職ってなんなの…くらいの。
自分の20年をすべて否定された心境だったんじゃないかと。
時代は変わるし、人はいて当たり前じゃない。
それ以来A女史からのクレームがぴたりと止んだのが、いちばんありがたい。
相手の気持ちが分かったっていうより、自分の保身なんだろうけど。
ネットの反応
悪いことをすれば必ず悪いことが起きる天罰というものなの
主です。
いちおう事後追記をば。
A女史は、ボーナスカット&社長から厳重注意&一人経理部門扱いに。
他の内勤からは切り離されることになった。
N社の社長から、うちの役員と部長経由で聞いた話です。
A女史は悔し涙にくれて、転職活動すると気炎をあげているようだが、お好きにという感じです。
N社もA女史を持て余してたんだろうね
本当は辞めて欲しいんだろうし、N社も転職したいならどうぞどうぞって感じだろうなー
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