バイトしてる居酒屋で悪古株が退治されてくスカッとする話

バイトしてる居酒屋の話。

うちの店は店長より古株のバイトが幅を効かせててシフト入っても威張っててお喋りばっか、基本みんな金土どちらかは入るって約束のはずなんだけど
「契約書には無いからー」とやれ花火だBBQだで人が足りなかろうが連れ立って休む。その癖稼ぎたいとか言って平日に週4～5日シフト希望して店長は言いなり。

自分達新人世代はもういつ辞めようかなんて話してたところで店長が変わった。

明るい人で、積極的にバイトと仲良くなろうとしてくれるのは分かったけど古株連中を凄く大事にし始めた。

お喋りも見て見ぬ振りで、新人の自分達にそれまでやった事無い作業や慣れてない調理をどんどん振って来る。

自分は古株とくっちゃべってるのに。

あまつさえ古株が
「夏休み、みんなで海の家で短期バイトして来ますー」とか言い出したのを
「いいなぁ、俺も行きたいなー」とか言い出す始末。

流石にもう次のシフト期間で辞めるって言おうと新人世代同士で話してた辺りのある日、店長が次の期間のシフトを貼り出した。

そのシフトは古株の名前は新人よりも下の欄、短期バイト明けにはまた例のごとく週4～5希望だしてたはずなのに週1、しかも短時間。

そして何より自分達も知らない名前が増えてた。

その日店長がみんなに
「あいつら(古株)今回の契約期間でお別れだから。君らだけで店は問題無いし、新人も採ったから人数足りるからね。良く頑張ってくれてたね、ありがとうね。」と頭を下げて来た。うちらは唖然。

それ以上に短期バイトの明けなのか合間なのかシフト見に来た古株が唖然。

店長に詰め寄るも
「うち半期契約でしょ、10月からの契約は更新しません。理由は勤務態度ね。また、9月のシフトについても契約上特に約束してないので直前の8月と同程度の日数にしました」と取り付くしま無し。
「うちらいないと店が回らないですよ、いいんですか！？」とか食い下がる古株に
「うん、そう思ってるのは君達だけね。後9月のシフトは一応入れたけど出勤するかどうかは君達にお任せします。」とバッサリ。

結局古株はその後も散々騒ぎ本社にまで
「不当解雇だ」とか連絡したものの店長の行動は何も問題無いらしく契約終了は覆らず。