電車の遅延対応についてスカッとするエピソードを紹介

遅れた電車 スカッと

私がスカッとする対応を見たのは、電車が遅延していた際の事です。

関西に住んでいる私は、JRを良く利用していました。

JRが遅延するのは関西では結構有名で、事故が多発する関係や、他の路線との調整をするなど頻繁に遅延していました。

それを見越して予め早く家を出るようにしていましたし、遅延してもゆとりのある行動をとるように心がけていました。

ただ、遅延した際になかには口うるさく文句を駅員にいうケースも有り、たまに駅で激しく討論する姿をよく見かけていました。

その出来事が有った際も、10分ほど遅延しており、駅員は、その遅延対応に追われている状態でした。

私は、
「またいつものことか」と遅れて入ってくる電車を待っていたのですが、
「おい!!何時までまたせんねん!!」と男性が駅員につかみかかるような勢いで怒っていました。

服装は、シワのはいったスーツを着た年齢は40代ぐらいの男性でした。

私は知らぬ顔でありながら、うるさいなという感じで横目で見ていました。

「はよ走らせろ!!いまから打ち合わせなんじゃ!お客さんに迷惑がかかったらどうしてくれんねん!!」と駅員に詰め寄っているところでした。

「いま、前の駅に停車中で、安全が確認でき次第出発しますので」
「あほかぁ!これで取引がダメになったらお前ら責任とれんのか!!何億って取引やぞ!!!」とホントかウソか分からない事をいいながら駅員を困らせていました。

そこへ、スーツ姿の50代の男性が近づいていきました。

そして、
「おちついてください、もうすぐ電車はきますから」と声をかけていました。

「うるさいわ!!だまっとれ!!」と返す男性。

「あなたの、その行動で更に電車が遅れる可能性も有るんですよ?」と紳士に対応する男性。

すると、その50代の男性が相手の男性の胸についている社章をみて、
「おや、アナタ○○会社の社員なのですか?」と尋ねました。

「そうじゃ!!文句あるのか!!」と返す男性。

すると、
「私は、○○会社の取締役です。」

その一言を聞いたその男性は、顔が青ざめて、急に塩らしくなりました。

「そ…これはいつもお世話になって…」
「電車が遅れたぐらいで取引がダメになったりしませんよ」
「そ…そうですね..」と、その場はまるく収まりました。

ここからは、予想ですが、その怒っていた男性の取引先の社長がその止めに入った男性だったのだと思います。

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