書道のどこがすごいのか?母のひと言にスカッとした話

書道の師範 スカッと

私の義理母は、自分のことを
「書道家」と言っています。

そして、作品の写真をライン等で送ってくることがあります。

書道のことが全く理解できない私には、どこがいいのかさっぱりわかりません。

お母さんの機嫌を損ねないために、
「素敵な作品ですね。とてもひき込まれます。」といった感じで返信しています。

ある日、
「師範の免許がとれたんです。」と報告がありました。

凄いことなのか、全くわからなかったのですが、
「凄いですね。お母さん、お上手ですから。なにかお祝いにプレゼントしますね。」とお返事しました。

その報告があって、しばらくした後、たまたま法事がありました。

実の母も参加してくれました。

義理母は、ずーっと書道の話をしていました。

そこで、母は相当むかむかしたみたいです。
「私ね、大学生の時に、もう師範のお免状は頂いているんです。周りの友達も皆、持ってますよ。」すごい大胆な発言が飛び出しました。

ですが、周りの人達は義理母の自慢話に疲れ切っていたと思います。

よく言ってくれた、と皆さんスッキリしたのではないか、と思います。

義理母は、えー、そうなんですか?とおどおどして、落ち着かない様子でした。

そして、ありがたいことに、その場ではそれ以上、書道の話は出なくなりました。

後から母が、
「もう腹が立っちゃって。書道なんて、通いさえすれば誰でも師範のお免状なんてもらえるのよ。それに、お母さんの字って対して上手でもないわよ。」と言っていました。

二度もスッキリさせてもらえました。

義理母は、自分のことを自慢するのが大好きです。

こちらの気分がいまいちな時は、本当にイライラします。

ただ、スッキリさせてもらえた体験があることで、かなり楽になりました。

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