「何もしなかった」のが結果的に復讐になったおはなし。
同僚A子は非常に酒癖が悪く職場での飲み会でもすぐにガブガブ飲んでできあがる。
上下関係一切無視で暴言を吐き酒を強要し最後は自分がマーライオン、翌朝にはそれらをまったく覚えておらず謝罪もしないで周囲に聞かされても
「そんなことあったっけ?」とヘラヘラ笑っているだけ。
飲み会の日は100%終電を逃すので、家が近い私がタクシーで連れて帰って家まで送るが、部屋で待っているA子旦那もムスッとしてA子を引き取るだけだった。
タクシー代も請求しないと出さないし、むしろなんでタクシー使ったのとか言われる始末。
終電はない時間だし、かといって始発までA子につきあうのは辛いからに決まってる。
で、この前の歓送迎会でまたA子がやらかした。
同僚C子は
「お前みたいな気取った女大嫌い」と言われ、私は
「愛想笑いが気持ち悪い」とまぁその場にいた全員罵倒された。
そしてA子、3次会のあとマーライオン。
足下もおぼつかず歩道の植え込みにひっくり返った。
残っていた全員、酒も入った勢いで
「何もしない」ことにした。
東京で1、2を争う繁華街で人通りも多いし、夏だし。
寝ながらマーライオンになっていたけど見なかったことにして、皆で始発までカラオケに行った。
結局A子は巡回中のお巡りさんに拾ってもらい保護されたそうだ。
夜中に警察に呼び出されたA子旦那は激怒して、A子の同僚で唯一連絡先がわかる私に文句を言ってきたけど
「酔っ払ってて全然覚えてないや、いつものA子みたいだよね☆」と返しておいた。
皆にGJされた。
A子は旦那にガンガンに説教され
「飲み会の出席禁止」まで言い渡されたらしい。
それは難しいとA子が言うと
「終電で必ず帰る、出来なかったら離婚」と妥協?されたそうだ。
そしてA子は私に
「今度から終電で連れて帰って!」とお願いしてきたけど
「私は別に終電で帰る必要ないから~」とお断り。
正直私はA子旦那のこともちょっと変だと思っているので、離婚しようと何でもいいや。
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