昨日のテレビ番組で、海外のドッキリプロポーズ特集みたいなのがやってて、昔元彼にやられて別れたの思い出した。
ドッキリの内容は、私を驚かすホラードッキリみたいなもの。
私が会社から帰る道中の街灯の下に貞子が立っていて、最終的に家までついてくるってやつ。
それも、プロポーズするって聞いてはっちゃけたバカな彼友たちが協力して、みんなが貞子の格好して、私が通る道に先回りして立ってた。
最初は
「なんだあれ?」って思いながら変な人がいるなーって思いながら、でも
「(当時は)貞子流行ってるし、なんか変なのいるwww」って思っていたんだけど、行く先に必ずいる。
駅から徒歩15分くらいの所に住んでいたんだけど、段々怖くなって早足になって、帰る道を変えてもいる。(電話で連絡とりあって、予測で立ってたみたい)
家に着く頃には、本当手に冷や汗かくくらい動悸がすごくて、本当に怖かった。
部屋に入れば元彼が
「おかえりー」って出迎えてくれて、街灯下の貞子の話をした。
「なにそれめっちゃ怖くね?」とか言いながら、カーテンの隙間から外をチェックしてもらったんだけど、もういなかった。
それでも不安で私がチラッと確認すると、アパート前の街灯下にがっつり貞子がいた。
半狂乱で悲鳴を上げながら、元彼を再び呼んで確認してもらうと、いないと言う。
そんな馬鹿なと思って、自分が見るといる。
もう一度彼を呼んで一緒に見ると、私には見えるがどうやら元彼には見えない(演技)らしい。
もう何がなんだか分からなくなって、頭がおかしくなりそうだと思っていると、外の貞子が自分たちの部屋を見上げていて、スーッとアパートの玄関に入ってくる。
「殺される!」って絶叫して、部屋の奥に逃げようとする私を、元彼が
「どうしたの、大丈夫だよw」って無理やり押さえた。
そうこうしている間に、玄関のドアノブがガチャガチャって開ける音がする。
そして私は怖すぎて泣いてしまった。
そんな私に元彼が
「大丈夫、君を一生俺が守るよ」って言いながら指輪を出す。
そこに突入してくるたくさんの貞子(笑)本当に意味が分からなくて、死ぬかと思った。
結局すぐにネタばらしがあったんだけど、気づくと元彼友たちの目の前で元彼を馬乗りになって殴ってた。
嘘とかびっくりとかなら許す。
だけども、命の生き死に係わるどっきりだけは本当に許せなかった。
その瞬間だけでも私は正直、死を覚悟したから、許せるわけもなかった。
そしてその場でプロポーズはお断りして、さよならした。
本当にあれは怖かったし、内心修羅場だった。
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